2007/08/31

アメリカ一人旅その3


ミラーでパトカーを確認してはいるものの、映画のようにすぐにサイレンを鳴らしません。しかもパトカーには1人しか乗っていない。ちょっとテンション低くなるなぁ、、。1〜2分後にようやくサイレン、と「停まれ!」のアナウンス。待ってましたとばかりに車をゆっくり車道の端に停めました。こんな機会は滅多に無いとばかりにルームミラー越しにパトカーの写真を撮りたかったが、、、お決まりとして、警官に見えるよう両手はハンドルの上に出して置き、その後の指示を待ちます。葉巻を奥歯で噛みながら、茄子型レイバンをかけた太っちょポリスが面倒臭そうにゆっくり出て来るかと思ったら、、、なかなか出てきません。やっと出てきたポリスはヒョロヒョロのそばかす混じりのお兄さん。 「30mphの速度違反だ!外に出ろ」と言われ、従うと「免許を出せ」国際免許を出すと「何だこりゃ?」と言う。パスポートを出すと「分った分った」とうなずき、無線で交信。車のライセンスプレートもチェックされる。レンタカーの契約書類も見せ、盗難車でない事も確認。一通りの事務処理を終えると暫し無言、、、、、、、。 どうやら無線でボクの処遇をどうするか聞いていたようだ。暫くすると無線が入りどうやら処遇が決まったようだ。「日本ではこういう時はどうなる?」「えーっと$300ほどの罰金を払います、、。」「そうだろ!この国でも同じだぞ。でも今回は無かった事にしてやる。旅行中か?これからはスピードを出すなよ」(モチロン英語でのやりとりです。)と幸か不幸かすぐ釈放。兄さんはとっとと帰ってしまった。こんな事なら記念撮影でもしておけばよかったなぁ、、。 写真は、田舎に行くと定番ですね。ピストルの練習に使われた標識です。 銃天国USA!

2007/08/30

アメリカ一人旅その2


いちばんの思い出はパトカーに捕まった事。これは滅多に体験出来ませんな。ハイウェイを法定速度(州によってマチマチなので必ずしも55mphではない)で走行中、日本でいう240Z(米国名知らん)が並んできた。ドライバー、助手席共に陽気なアメリカ人。ボクを見ると「一緒に飛ばそうぜ!」というゼスチャー。こっちも図に乗り、しばしスピードを上げて抜きつ抜かれつのレースごっこ。暫くするとZは「んじゃなぁ〜」とハイウェイを降りてしまった。丁度その瞬間に左カーブの対向車線にパトカーを発見。すぐにスピードをおとすが、、、、。すれ違ったパトカーをミラー越しに見ていると、なんと、土ホコリをもうもうと舞い上げて中央分離帯を越え、ボクを追跡しはじめたではないか!んがぁ、なんがかかっこいい!!映画のまんまです。嬉しいやら、慌てるやら、ビビるやら、、。珍道中はまだまだ続きます。

写真は確かニューメキシコの小さな街の公園。朝、モーテルを出る前に散歩していた時に撮らせていただきました。一人旅なので自分は殆ど写っていません。しかも田舎町ばかりなので、山と平野ばかり。そんな味気ない旅行中、声を掛けたら陽気にポーズをとっていただけた2ショット。旅中で一番のお気に入りの写真です。左のおじさんは退役軍人とおっしゃっていました。しかし、朝からビールかよ!

2007/08/28

アメリカ本土レンタカーでの一人旅


昨日のネタで、少し気になったので、アルバムを引っぱり出してみました。 記憶では9月に行ったと思っていましたが、6月に行っていました。ワールドカップの年でしたから、1994年ですね。 写真はテキサスとニューメキシコの州界辺りの塩湖や、田舎にポツンとあったレストランです。中に入るとみーんな金髪の人達で、子供達はアジア人のボクをとても珍しそうに見ていました。

2007/08/27

酷暑お見舞い申し上げます。

殺人的な暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか?
冬の寒い時期に、真夏の気候を羨ましがったりしたが、こんな暑さならいらないな。勤め先の事務所の冷房ですっかり夏風邪をひいてしまいました。(一向に治らないから質が悪いっすね。)
で、この暑さ、昔、テキサスに一人旅をしにいった時の事を思い出させます。
ハイウェイから見た平野は、陽炎越しに小さな竜巻が10コほど見えて、「遠い所まで来てしまったなぁ、、、」なんて思ったりもしました。
中規模な街でも暑い日中は通りに人影はなく、がら〜んとしていてまるでゴーストタウン。でもレストランやバーに入ると、「えッ!こんなに人が入ってるの?」と思うほどにぎわっている。ビルの屋上にある温度計は112度(華氏ね)を表示していたのを今でも覚えています。摂氏では、、44,4度。まぁ、外に出ていれば身体に悪いわ、、。泊まったモーテルがスゴかった。何しろ水が出ない。蛇口をひねれば水は出るが、正確には「お湯」。昼間の気温で水道管の中の水がお湯になってしまっている。因にトイレの水もお湯でした。エアコンもオンボロで、夜中づ〜っと唸りっ放しで、うるさくて眠れない。
一人旅の珍道中、、、今となってはとてもいい思い出です。

2007/08/24

ネット環境再考

我が家は so-net ADSL 12M に契約しており、バージョンアップで50Mになっている(と思います。)ストリーミングで映画を観るワケでもないので、Air Macを介してのiBook G3,G4 では何の不満もないネット環境でした。しかし、ここ半年の間に我が家の回りに新築家屋が14棟建ち、また大規模な道路の延長工事がおこなわれている為か、ADSLがとても不安定になっています。繋がる時間帯の波があり、繋がらない時、スピードテストをしようとして、まずテストが出来るサイトを検索するのに一苦労、サイトを開いて、テストを開始しても、、、途中で止まってしまいます。
で、どうにかならないか相談するべくNTTに電話をしてました。
とても優しそうなお姉さんが応対し、同情してもらえ、、、、いつの間にやら「フレッツひかり」の資料を送ってもらう事になってました。
ん〜自分が情けないやら、あっぱれNTTやら、、。

2007/08/20

タクシードライバー

半年ほど前にVHSのビデオデッキが壊れてしまったので、観たくても観れない映画などがたくさんあります。(只今消耗品キットを取り寄せて修理を試みています。)
で、、、先日、出勤前にナチュロー(ナチュラルローソンね)に寄ったところ、ナント観たくとも観れなかった『ディアハンター』のDVDが1,480円で売っていましたので、朝っぱらからDVDを買ってしまいました。
ベトナム映画といったら『キリングフィールド』か『ディアハンター』でキマリでしょう。両方とも音楽の使い方がとても印象に残りますね。
『ディアハンター』のR・デニーロ、良いですね。当時35歳!いい顔してます。M・ストリープもいい顔してます。C・ウォーケンも気迫を感じます。
今回観直して、少し違った印象も持ちました。鹿狩りの場面がもっと長かったような?、、、まぁ映画の伏線の要なので、強く印象に残り、長く感じたのでしょ う。それと、エンディンクの「God Bless America 」の合唱。そういえばこんなエンディングだったなぁ、、程度の印象でしたが、今思うと少し演出のしすぎでは?と思えてしまうが、、こういう所がアメリカ人 と日本人の文化の違いか、、(ちなみに日本版だと、、「同期の桜」?)
最近、デニーロ主役の映画『タクシードライバー』をもう一つ観ました。変な所が印象に残ったのですが、、、いざ悪者退治に出かける前に、デニーロ扮するト ラヴィスが、ジャクソン・ブラウンの「レイト フォー ザ スカイ」に合わせてダンスを踊る若者達を映すTVをずっと観続けるシーンがありました。ん〜自分のこれからの行動の正当性の再確認の場面なのか?でもなぜ この曲なのか???

2007/08/16

ETCと渋滞

2ヶ月ほど前にクルマにETCを取り付けました。
ETCは、本来バイカーが料金所でモタモタするのを解消する為に、、と聞いてはいましたが、クルマの方が早く普及してしまった、、というか、バイク用はまだまだ良い商品が開発されていないのが現状ですな。ヘッドライトの中に埋め込められるようなコンパクトな受信機を作って下さいな。
ぼくはクルマのダッシュボードに受信機やら、コードを散乱させるのが嫌なので、バックミラーの裏面の位置のフロントガラスに張り付ける一体式のモノを探し、自分で取り付けました。取り付け後、なかなか有料道路を走る機会がありませんでしたが、先日、都内の友人宅に行く時にようやく試すチャンスが訪れました。念のためETCでも一般車(この表現はいかがか?)でも通れるレーンを通りましたが、しかり反応してくれました。ん〜!なんだか優越感!!
しかし、料金所を過ぎるとすぐ渋滞!_| ̄|○  どーなの?
首都高を池尻で降り、山手通りを北上すると、、延々と工事中で何車線かが塞がっていてまたもや渋滞ではないか!ん〜カーナビ使うような場所にはなかなか行かないし、今まで必要性を感じなかったが、をこういう時、ビーコンで渋滞を察知してくれるナビがあるといいのか?
しかし、年がら年中、あっちもこっちも工事ばかりで、一時でも工事渋滞の無い期間を作り、道路のパフォーマンスを調べた事があるのだろうか?因に、今年のお盆は電車三昧でした、、。

2007/08/15

金の斧と銀の斧

2〜3年前、童話や昔話を、現在の大人が再解釈してみると、本当はこんなに残酷なお話でした、、というような本が話題になった事がありました。
しかし、ぼくは、子供向けの話を、大のオトナが、時代背景や習慣も今と違う現在と比較して、あの話は残酷だったとか再解釈するのはナンセンスと思っていました。
先日、昔話の再解釈で、ナルホド!と思うコラムを読みました。
「金の斧と銀の斧」です。(正確な題名は判りませんが、お話の内容はお判り頂けていると思います。)教訓としては「正直者は得をする」という事でしょう。
しかし、この話の中で、木こりが、女神が差し出した金の斧にも、銀の斧にも自分の物ではないと言ったのは、正直以上に、使い慣れた自分の斧の方が、金、銀の斧より大切だったからと解説しています。なるほど、純朴な木こりは、金、銀の斧では仕事にならん!と思ったのでしょう。(これ以上深読みするのはやめましょうね。)

この再解釈の引用元は、普段身の回りでフツーに使っているモノにもよく目を向け、開発した行程に敬意を表しなさいという内容でした。
普通に使えるモノ。違和感を感じさせないモノ。さり気ないようでとても大切ですな。

2007/08/13

クレームなど、、

いつの間にか立秋も過ぎ、みなさま残暑お見舞い申し上げます。
世の中お盆休みですが、今週は電車が空いていて通勤が楽ですよ。
で、前から思っていた事を少し、、。
直営店が何十点以上もある部署に勤めているので、日頃から色々なクレームをお客様から頂きます。
真摯にご指摘を受けとめ、お客様がご納得していただけるよう対応させていただいておりますが、、、
中にはどう考えても???というクレームもかなり頂き、ぼくが聞いているだけでも1冊の本にまとめられるほどです。
各店舗関係のスタッフが集まれば、それこそ20巻ほどの大全集が出来上がってしまうでしょう。

革を使ったバッグの部署にいますので、商品に関するクレームは色落ちがダントツです。
しかし、革の色落ちは根本的には防げません。
各ショップスタフには販売時に必ず色落ちに対する注意事項の説明を徹底させていたり、商品の中にも素材別に対応したメインテナンスの仕方、注意事項を掲載した小冊子を入れたりと、、、、しかし、効力は全くありません。
「えぇ〜そんな事聞いてませんでしたよぉ」「いい革だから色落ちしないと思って、、。」「プレゼントされたもので、、。」
色落ちの場合は、色が移った服のクリーニングなどで対応させていただいています。
(、、、面倒です。このコラムは顧客相手ではないので、中途半端な敬語は簡略さ出せていただきます。)
色落ちの場合は、色が移った服のクリーニングなどで対応しています。
笑ってしまうのが、「自分が穿いていたデニムの色が、自分の白いバッグに移ってしまったと」いうクレームです。あなたの穿いているデニムを買ったお店に持って行って下さい。
色落ち以外によくあるクレームが、「1~2回の使用で○○が壊れた」という方。商品を見るとどう見ても1年は使っている。「1回」とは1シーズンという事か?
これもよくあるが、「しばらく使ったが、デザインがよくないので返金して欲しい」気持ちがわからなくもないが、そんな事が世の中で通用すると思っているの?
ビックリしたのが、「ショルダーストラップを肩から掛けていたので、背広の肩の部分が擦れてしまった。背広を弁償しろ。」こうなるとテレビの取材に来て欲しくなる。
先日あったのが、「革の質が悪い!○○(スーパーブランドね)はもっといい革を使っている」オイオイ ¥6800のバッグにスーパーブランドのクオリティを求めるなよ。
(これはクレームではないのですが、)男性に多いのが、「革の鞄は一生モノと聞くから、、、」と雑巾のような鞄を修理に持ってくる方。見た限りではご自身 でメインテナンスなど1度もされていない様子。一生モノにするには、使う人がこまめにメインテナンスしてこそ修理が出来るんですぞ。
まだまだギョーテンニュースは山ほどありますが、続編は乞うご期待という事で、、。

日本人は革に対しての考え方がまだ浸透していないようです。どんな革でも色落ちはしますよ。革は日頃のメインテナンスがあってこそ革の良さが引き出されるモノです。