Nov 19, 2007

世界を魅了したティファニー 1837-2007

先日、目黒の東京都庭園美術館で催されているティファニー展に行ってきました。学生の時かな、E・ホッパー展を観に来て以来の庭園美術館です。 予想していた以上に混んでいて、入場券を買うのに10分ほど待ちました。 待っている間に来場している人たちを観察すると、圧倒的にオバチャンが目立ち、いやぁ〜な予感がしました。 館に入るとオバチャンパワー炸裂です。どこに行っても「ギャハハ!ギャハハ!」「ハァ〜キレイッ!」「ンッガッ!光った!」と大騒ぎです。館の中には熱心に解説をメモする学生らしき人もいましたが、とてもじっくり観賞できる状態ではありませんでした。 会場の警備員、学芸員(?)の方々もタジタジのようでした。しかしたくさん人が集まる場では、マナーを巡視させるべきですな。 オバチャンパワーに精気を奪われながらも何とか一通り展示品を観る事ができましたが、どうもティファニーの歴代のデザイナーにばかりスポットが当てられていて、少し期待外れの感は否めません。 ぼくとしてはたとえ1つの作品であったとしても、どのような道具を使い、どのような人たちが生産したのか、当時の彫金技術を少しでも垣間見れたら、と期待していました。アールヌーボーの時代の昆虫や爬虫類をモチーフにしたブローチなどは特に素晴らしく、中でもトンボのブローチにはビックリしました。トンボのカサカサした羽を細い(たぶん)銀の線材で見事に表現していました。 当時、金属をこんなに細い線材にする技術があったとはホント驚きです。折しも技能五輪が開催されている時期です。もう少し裏方さんにもスポットライトを当ててもらいたいものです。

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