2008/07/25

布製BMW GINA


生地や革を使い、立体を作る仕事をしているので、このようなネタには興味をそそられます。シワを出さないで立体を作るのってけっこう難しいんですよね。奥の手として芯材を使ってしまう事もありますが、しなやかさが無くなってしまいます。パタンナーにとっては泣かせ所で、何回も何回も修正して最適なRを見つけ出します。かといって、シワが出ないように伸縮性のある生地を使ってしまうと、やりがいもなくなってしまいます。(まぁ、それはそれで苦労はありますが、、。)

柳宗理先生の代表作、バタフライチェアを革で包んだ事があります。あの型紙には、かなり泣かされました。一応型紙は取って置いてありますが、またオーダーがあったら、どうしよう?バカ職人はもっときれいな型紙を取り直すでしょう。
参考記事

2008/07/20

The Beverly Hills Hotel

今月25日までは結婚10周年のメモリアルイヤー。結局、特にコレといったイベントはなかったが、書かなくてはいけない事が残ってました。1年前に結婚10周年ということで、新婚旅行ネタを色々書きましたが、居眠り運転でハイウェイで車をスピンさせたり、アーチーズで車の鍵を社内に閉じ込めてしまったりとその後の人生を示唆するかのようなトラブル続きでしたが、10日程の旅行の取りはイーグルスのホテルカリフォルニアのジャケットでおなじみの、ビバリーヒルズホテルへの宿泊でした。 このVIPなホテルに、虫がたくさん付いた汚いカローラで乗り付けるのは、さすがのぼくも気が引けたので、しっかり近くの洗車屋さんで洗車してから乗り入れました。(この洗車屋さんが人海戦術で見ていて面白かった) ホテルに着き、とりあえずはロータリーに停まっているリムジンの横にカローラを停めました。車は、自分で駐車場に入れるのではなく、絵に描いたような爽やかなお兄さんにカローラのキーをさらりと渡し、あとはお兄さんがPまで移動させる方式です。(何と言う方式か判らないが、映画の中でのワンシーンでしか知りません。当然、車で出掛ける時も、フロントで車の用意をお願いすると、何時の間にやら超長〜いリムジンの横にカローラを横付けしてくれます。) チェックインもドキドキ。今までのモーテルとはワケが違います。ポーターさんに小汚いスーツケースを持っていただいたり、部屋の装備の使い方を丁寧に教わったり、避難路の説明を受けたり、予め用意していたティップを、慣れたふりをして渡してみたり、、、とりあえず、生意気なジャップと思われないように慌てなよう心掛けていました。 フラミンゴを思わせるピンクとパームツリーのグリーンが印象的なホテル、別名ピンクパレスの外観は、陰鬱な雰囲気を醸し出す「ホテルカリフォルニア」のジャケットからは想像出来ないほど爽やかで、とてもカジュアルです。 (正確には、ジャケット撮影してから、18年程してから総改装し、)ボクたちが泊まったのは総改装した後だったので、全く同じとは言えませんが、外観はほとんど変わっていません。昔、ぼくが一人旅をしてサンセットストリートを西に向かって車を運転していた時に、改装中のホテルを発見しましたが、外壁をすっぽりミドリの生地で覆っていましたが、半営業中でした。) (確か)地下には、建築関係者か、有名宿泊者かのサインがしてある大きな鏡があり、解読しようと思って、ずーっと見つめていましたが、一人も解読出来ませんでした。
このホテル、当時、確か、1泊$300/部屋でした。間違いなく今まで使ったホテルの中で一番部屋が広く、ゴーヂャスなホテルですが、2人で使えばチョー高くもないホテルです。でも有名人が使うのがバンガローです。広い敷地内に点々と作ってある「離れ」なので、人目を気にせず、しかも直接車で乗り入れる事が出来るようです。 宿泊は2泊、その間、ルームサーヴィスを頼んだり、ホテル内の探検に出かけたり、ホテルのグッズを購入したりと、十分満喫させていただきました。 帰国後、ホテルからサンキュウメール(封書でね)が届く事を聞いていたが、何時になっても届かない。? 不安になり宿泊カードの控えを調べてみると、、、 住所を書き違えてました_| ̄|○ 余談ですが、、、「ホテルカリフォルニア」のジャケットの中と背表紙の写真は、ビバリーヒルズホテルではなく、今はアパートとして使われている、Lido Hotel であり、アルバム名の「ホテルカリフォルニア」はメキシコに実在するホテルで、ドン・ヘンリーがこのアルバムの曲を書くために実際に宿泊したそうです。

2008/07/17

鋼鉄婚式

もうすぐ結婚11周年となる。11周年は鋼鉄婚式という事らしい。
今年も鋼鉄に関わる記念品を買う予定だが、コウテツ、、といわれてもハガネ?なめした鉄?鋼鉄の定義が今イチよくわからない。まぁ、何かにかこつけて、今必要なものを買うとしよう。
で、唐突だが腕時計を買う事になった。奥さんのお気に入りの腕時計が、不意の事故で落としてしまい、はずみでガラスが割れてしまったというタイミングが大きなポイントとなった。
奥さんは女々しい時計には興味がない。デカくて見やすいアナログ時計がお好みなので、メンズの腕時計でも充分にOK。メンズラインで探せば、ぼくも使える共有資産になる。しかし、いくらデカくて自己主張バリバリのBell&Rossの RB 01などはまるで目覚まし時計を腕にしているようで笑ってしまった。結局、イタリアのダイバーズウォッチに収まった。女性がしてもそんなに違和感がながいし、モチロン、男がしても全く問題ない。
購入店の百貨店では購入金額によりくじ引きができるキャンペーンをしていた。閉店間際に行ったにもかかわらず、レシートを出すと、今日の最高金額だと言われた。銀座の老舗百貨店なのに、元気が無いなぁ、、。
ちなみに、ぼくの時計、結納返しに頂いたモノですが、モチロン今でもとても気に入っております。某モノ系編集局長サマにも「名機」と、お褒めのお言葉を頂けました。そろそろ2度目のOHの時期です。前回は真任社さんに持ち込みましたが、今回はクロノエージェントさんにお願いしようと思っています。

2008/07/15

バウハウス・デッサウ展

学生の頃習った記憶があるバウハウス、(今さら説明の必要も無いと思いますので割愛させていただきます。)今回は今までに無い大規模な展示との事で、勉強し直しの意味も込めて東京芸大に行って来ました。 いやーすごい人です。本当に皆さんバウハウスに興味があるのでしょうか? でも、展示物は目を見張るモノばかりです。生徒の課題をたくさん展示してありましたが、そのクオリティの高さにビックリです。とても50年以上前の作品には見えません。あんな細い線を当時は何で引いていたのか?テクニカルペンなどまだ無かったろうに、、、。また課題を出す教授達のビッグネームにもこれまたビックリ!クレー先生、カンディンスキー先生、ブロイヤー先生、ミース先生などなど、、、今で例えると誰に当てはまるか、、、? マルセル・ブロイヤー君が学生時代に作ったタンスや、革張りではない布張りのワシリーチェアの原型など、興味津々です。バウハウスの最終目的であった「建築」のコーナーは特におもしろい。自分達の校舎を教授達がデザインしているが、校舎には教授達の住居もあったので、力の入れようが違う。校長室の同寸再現は、今時のデザイナーズマンションのようで笑ってしまった。しかし、校舎の床面積を効率よく使えるよう、廊下を極力少なくしたり、寒冷地ゆえ、太陽光を充分に取り入れるよう、南側をガラス張りにしたりと、現代も取り入れられている様式の基本が伺い知れた。 閉館が17:00と早かったので後半の興味深かった建築コーナーをじっくり観れなかったのが残念でしたが、学生に戻った気分で充実した時間を過ごせた。それにしても混んでいてびっくり。

2008/07/08

渋地下食堂?

先日、渋谷の店舗のヘルプに入りました。慣れない立ち仕事(普段も立ち仕事ですが、勝手が違いすぎます。)なので、とにかく疲れます。接客を仕事としている店舗スタッフの方々、本当にご苦労様です。 で、お楽しみはお昼ご飯です。スタッフにオススメを聞くと、渋谷区役所の地下にある食堂が「早い」「安い」「旨い」と云うことなので、早速行ってみました。食堂と言ってもテナントが4軒ほど入っており、和・洋・中・印(インドね)の中からもいくつかの選択指があり、毎日通っても飽きないメニューとなりそうです。 ボクはスタッフオススメのインド屋さんのカレーを選びました。 ライス大盛り無料。特大のナンと、カレーは、ベジタブル、ジャガイモとグリーンピース、キーマの3種類から2つをチョイス。フルーツヨーグルトのデザートまで付きます。しかも特大ナン、オーダーを受けてから焼き始めます。1分弱で焼きあがるので待たされる事もありません。写真では皿からはみ出てしまっている特大ナンに隠れてしまっていますが、目玉焼きも付いて、コレで690円!安いです!モチロンうまいぞ!

2008/07/01

ESPAŃA CAMPEÓN




キタ━━━━(゜∀゜)V━━━━ッ!!
スペイン優勝!
今朝も夫婦そろって観てしまいました。
大会前から、プレミアのスペイン選手を観ていて、「今回のEUROはイケル!」と予想していたとおり、スペインのパフォーマンスはどの試合でも落ちる事無く、中盤を支配する、観ていてワクワクするゲームを展開していました。やっぱりセスクとイニエスタでしょう。出場時間が短かったので残念でしたが、もっと観たかったですね。
でもドイツの出来が悪過ぎましたな。今までのドイツで最悪のゲームじゃなかったか?自慢のサイド攻撃も機能しなかったし(スペインの中盤が機能させなかった)、ディフェンスラインは愚鈍でヨロヨロ。バラックの不調も痛かった。
スペイン。優勝はしたものの、ちょっと一言。アラゴネス監督の采配には不満が残りました。どうして好調のセスクやイニエスタ、トーレスを替えるの?今日もセスクを替えた途端にパフォーマンスが落ちちゃったよ。、、、まぁ結果往来で優勝出来たから良かったが、、。
ん〜これで睡眠不足のジレンマから解放されるぅ〜。