2010/03/07

マネートレイ3

革に素押し入れます。
革の厚さを調整する場合は素押しを入れる前に漉きを入れて調整しておきます。
職場の素押し機は、カシメなどに使うハンドプレ機を改造した、超原始的なお手製マシンです。こういう仕事で使う道具なんて、使い人が使い易いように既製品を改造するなんてのは当たり前、自分で作ってしまうなんて事はよくあります。大量に作るメーカーさんではないので、まぁこんな物でも充分です。
素押しの作業で難しいポイントとして、正確な位置に押す事や、素押しの温度、圧力などによる調整がありますが、今回はクローム革なので、温度、圧力はさほど影響しません。位置だけです。思ったところに押すには、、、正確に位置決めをするしかありません。今回も裁断した革の中心に入るように型紙を作りました。
型紙と同じように革を裁断してあるので、素押しを入れたい位置に判が当たるように、素押しの台に型紙をセットし、その上に革を載せればOK。言葉で説明すると判りにくいのですが、やってみると簡単です。
位置さえ決めれば20枚でも、100枚でもハンドルを押すだけです。












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