Oct 1, 2010

手作り

最近の女性ファッション誌のオマケのバッグたち、スゴイです。ブランド好きな日本人の魂をガッチリ掴んだブランド×雑誌のコラボバッグ、バカスカ売れているようですね。
エコトートばかりかと思いきや、ファスナーが付いて、ポーチになったり、かぶせ付きのショルダーバッグだったり、丸マチのドラムボストンになったり、しかもグレードアップしていってますよ、、いやはや宝島社さん、ごくろう様です。コスト詰めの現場に立ち合わせて頂きたいっす。
おかげさまで、バッグ屋のバッグは売れてません。バッグ=以外に安く出来る物 というイメージがすっかり定着してしまった気がします。
先日、S君が某雑誌を読んでいて、ふと1つのキーワードに引っ掛かったようです。「手作りのバッグ、、、」
安いモノが溢れかえり、それでもなかなか売れない時代に、キラリと光らせるキラーコンセプト。特に男性が弱いキーワード「手作り」です。
「手間を惜しまない手作りのバッグ、、、」「厳選した材料を惜しまず使った手作りのバッグ、、、」などなど、男心をくすぐる言葉が雑誌のあちらコチラに見られます。
全国のウブな若者達は「うわっスゲー、このバッグ、手作りなんだ!」なんて雑誌の言葉をそのまま鵜呑みして感心してしまうんでしょうね。ボクが前に勤めていた会社の社長も、お客様の前で「このバッグは手作りなんですよ!」と誇らしげに言ってたものでしたが、当時からボクはその社長の言葉にシラーッとしてました。
そうです、バッグなんかみんな手作りなんですよ。フルオートメーション化されたバッグ工場なんかありません!(キッパリ) もしかしたら、高周波のウェルダー加工(ビニールカッパ、ビニール傘などの縫製に使われています)ではアリかなと思ってましたが、しっかり人が手作りしてました。
確かに「コンピュータミシン」と云うものがありますが、平面を縫う、、、イメージで言うと、刺繍ミシンの様なモノで、縫製行程のほんの一部分でしかなく、バッグでも、洋服でも、立体にする仕立ては人の作業です。

皆さん、バッグは全て手作りが当たり前なんです。
コスト度外視の付録のバッグを何個も集めたりせず、雑誌の言葉巧みな陽動作戦にひっかかりもせず、自分の目でしっかりモノを見極めて買い物をしましょうよ。

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