2014/05/24

素押し機(改)

カシメやホック類を打つ時に使う「ハンドプレス機」を改造して作ったオリジナルの「素押し機」。
素押しの版を接着する真鍮の板を作り、プレス機の駒を付ける部分にねじ込み、その真鍮板をニクロム線ヒーターで挟み、加熱できるようにしてあります。
ACコードの途中に電圧コントローラーを噛ませてあるので、一応、温度調節もできます。


大きな裁断物のど真ん中に押してくれとか、立体物ではない限りほとんどコレで大丈夫ですが、某セレクトショップから、厄介なオーダーが来ました。新店舗の内覧会用に、出来合いのスリッパに押してくれとの事。しかも、革は柔らかなシープ、なおかつフカフカにクッションの入ったカカトに入れてくれと、、。


今の状態だと、真鍮版とのクリアランスは16ミリほど。コレに厚さ8ミリの素押しの版を付けるので、実際は8ミリしかありません。フカフカのスリッパは5年ぐらい履き潰さないと入りません。 ではどうするか?改造するしかありません。で、試行錯誤の末、、、できました。クリアランスが30ミリに増えました!


残念ながらスリッパに押す版は柄が緻密なため、厚さが15ミリもありましたが、それでもクリアランスは15ミリ。カカトを平に広げながら何とか、、、、押せました。
でも、フカフカな出来合いの物に素押しを押すのは、力加減が難しいです。想像していた通り、版が革に喰い込んでいる箇所もありました。が、勘弁してもらえる事を祈ります。



2014/05/16

裏地交換

バッグの裏地交換を頼まれました。
ありゃりゃりゃ、酷い加水分解です。さわるのも嫌なぐらいベトベトしていますが、「どうしてもお願いします♡」と言われてしまうと断れません。




とりあえず、ファスナー周りのステッチをほどいて、ベトベト裏地を取り外しますが、、、糸切りはさみや糸にまでベトベトがまとわりつき、思うように作業が進みません。しかも、表のメッシュは少し力をかけると解けそうなので、慎重に作業します。
取り外せたら、本体と同じ大きさの裏地の型紙を取り(今回は本体に貼り込む際の事を考慮し、取り外した裏地とは違う型紙の取り方をしました。)、裁断縫製します。

裏地は依頼者が持ち込んだ生地を使ったのですが、薄すぎてミシンでは上手く縫えません。テンションを調整しつつ、だまし騙し縫いましたが、生地を渡された時にしっかりチェックすべきだったな、と反省。

バッグ本体に新たに作った裏地を貼りこみ、ファスナー周りをぐるりと縫製して出来上がり。(簡単に書きましたが、ここでもいろいろ悩まされました、、。)

で、このバッグ、どこにもブランド名が記されてません。縫製はそこそこ、、、と云うより、かなりしっかりとした技術がある縫い方をしているのに、どうしてこんな裏地を使うのか、、、?



取り外したベトベトの裏地を確認すると、イタリア製の某有名ブランドであることが判明。
こりゃ、買ったお店に持って行った方が良かったんじゃないの?
ウチの奥さん、独身時代に買った某ブランドのバッグの裏地が加水分解でボロボロになり、お店に持ち込んだら新品と交換してもらえたそうです。

加水分解はウレタン系の、合成皮革、人工皮革やコーティング生地に発生します。水分と反応しておこる化学変化で、製造されたときから反応が始まるので、避ける事は出来ません。遅らせる事が精一杯です。バッグやビニジャン( !! )を買う際は素材を確認してから買いましょう、、、と言っても、普通は商品タグなどに表記などされてないし、店員さんもわからないと思いますがwww

2014/05/12

キジマ ライトクラッチ導入

今だにウィンカーのプッシュキャンセルと、クラッチの感覚に慣れないBuell S1ですが、とりあえずクラッチの重さを軽減するために「キジマ ライトクラッチ」の導入を検討しました。(軟弱モノと思わないでくださいなwww)
少し遠出しても、帰りには左腕の握力が レベル1のプア状態に入り、信号等で泊まる毎に自分でマッサージをしている情けない状態でした。
ニュートラルに入りづらくなった等、ネガティブなレビューもありましたが、リスク覚悟、ポジティブ思考で導入決定。ポチリ!

取り説には、「整備士にやってもらえ」と書いてある割には、写真付きの、事細かな取り付け説明が書かれています。
必要工具は揃ってそうなので、自分でやってみる事にしましたが、、、
いつものように暫く放置プレー。充分に熟成させた後www 天気の良さそうな日を狙って決行。
右がオリジナル、左がキジマ。微妙な差が大きな効果につながればいいのですが、、。
装着後、軽く試運転してみましたが、、、その軽さに充分満足。ニュートラルにも違和感なく入るので、導入成功とします。

「母の日」ということで、コレを「父」にプレゼントしました。
テレビの音を、手元のスピーカーからワイヤレスで聴けるというモノです。
というのも、最近になって少し耳が遠くなってきた父、テレビの音を大きくして観ているので、母が電話をするにも2階に上がらなくてなならず、かなり不便をしていると聞き、それならということでプレゼントしました。
難しそうなテレビとの接続も、テレビの型番を聞けば、ネットで取り説をDL出来る世の中です。直ぐに「左上のモニタ出力の赤と白のジャックに、、、」と電話越しに教えてあげられます。
5分ぐらい経つと、接続でき、「手元のスピーカーから鮮明な音が聴こえるよ♡」と喜んでもらえました。
よかった、良かった。

2014/05/06

色々悩む

久しぶりの終日OFF!!
草むしり等、色々やらなきゃいけない事もあるけど、天気が良くないので家の中での片付け作業。
最初は工具箱。使ったモノは取り出した場所に戻さないと、どこに仕舞ったかわからなくなってしまうので、モノには仕舞う場所を決めておくのが基本。でも、コレがなかなか出来ていないので、たまにしっかり整理します、、、の図↓。




仕事用の資材等も片付けたりして、ボチボチ終了かという頃、バラしてそのままになっていたフレームが気になり、どうしようか悩む。
アルミのポリッシュは暖かみがあって好きだけど、すぐにくもってしまうのが残念。室内保管出来るのであれば、マメに磨けるが(絶対やらないと思うけど)、、、外でカバーを掛けての保管が現状で精一杯。
多少のくすみは仕方ないけど、クリアをかけてみようか? 自分じゃ下手だから業者にお願いしようか? 最近粉体塗装が気になってるけど、アルミのポリッシュでもできるのかな? 等々話は膨らんでいくだけで現物の進展は何も無し。
軽く磨いてみると、全体を磨く作業の膨大さに気が遠のいてしまう、、、とりあえず業者さんにお願いしよう。

2014/05/04

テールランプ バルブ交換しました

リアのストップランプのバルブ。純正品が届いたので直に交換しました。
で、とりあえずで入れていたバルブはこんなになってました。抜けないように止めてあった透明のテープが焦げてます。とりあえずのバルブで走ったのは2日だけなのにこんなになってました。しっかり純正品を装着しましょうね。


で、ランプユニットの中に水が溜まってしまうのを何とかしようと思ったのですが、何処から浸水してくるのかわからず、とりあえずユニットの周りをコーキングしてみました。
車の買い替えの予定も予算もありませんので、大切に乗ります。



最近のミュージシャンで、新譜を一番待ち望んでいたのが Ray LaMontagne。映画「The Town」の試写会に行き、エンディングに彼の曲が流れて来た時の感動は一入でした。 予約注文していたのですが、発売予定日は今(5月2日)でも5月6日となっているのに、どういうことか昨日の1日に届きました。
早速聴いてみたのですが、、、期待し過が良くなかったのか、昨日から5回ほど通しで聴いているのに、なかなかその印象は良くなりません。1曲でも光る曲があればそれはそれで良しとするのですが、、。
ハスキーな歌声も、都会的ながらアコースティックなサウンドも健在なのですが、意識的に70年代に回帰し過ぎているようで何か新しいものが感じられません。残念。因みに、ジャケットも気に入らないなwww
まぁ、好きなミュージシャンの中でも、こんな作品はあるものです。
値段が安くなっとるでwww

こうなったら、Black Keys に期待です!