2009/06/18

審美眼

人の価値観なんてあやふやです。殆どの人は誰かのお墨付きがなければ、芸術でもファッションでも、持論もで心細くなってしまうでしょう。
ある意味、「ブランド」なんてとても手っ取り早く、誰でもわかり易い「お墨付き」でしょう。でも、昨今ではその「ブランド」という定義も微妙なものになってきてしまいましたが、、。
映画、おくりびと がアカデミー賞を受賞すれば、普段映画館にも行かない人も、前売り券を買うために長蛇の列に列び、バン・クライバーン国際ピアノコンクールで辻井さんが優勝すれば、クラッシック音楽のCDなんて1枚も持っていない人でも辻井さんのコンサートチッケットを買い、CDを買いそろえる。
「世界のお墨付きとはどんなもんかい?」という好奇心ならいいのですが、流行りを追っかけるだけの一過性のお祭り騒ぎじゃ、注目される前からの熱心な愛好家たちにとってはいい迷惑な感じもする。
今、何が流行っているのか?仕事をする上ではとても重要な事でしょうが、自分の中での信念、審美眼は、安直なマイブーム的なノリで移り変わっていってはいけ無いと思う。
何だか、何を言っているのかさっぱりわからなくなってしまいましたが、、、
自分の審美眼に自身を持ちたいですな。

0 件のコメント: