2008/07/20

The Beverly Hills Hotel

今月25日までは結婚10周年のメモリアルイヤー。結局、特にコレといったイベントはなかったが、書かなくてはいけない事が残ってました。1年前に結婚10周年ということで、新婚旅行ネタを色々書きましたが、居眠り運転でハイウェイで車をスピンさせたり、アーチーズで車の鍵を社内に閉じ込めてしまったりとその後の人生を示唆するかのようなトラブル続きでしたが、10日程の旅行の取りはイーグルスのホテルカリフォルニアのジャケットでおなじみの、ビバリーヒルズホテルへの宿泊でした。 このVIPなホテルに、虫がたくさん付いた汚いカローラで乗り付けるのは、さすがのぼくも気が引けたので、しっかり近くの洗車屋さんで洗車してから乗り入れました。(この洗車屋さんが人海戦術で見ていて面白かった) ホテルに着き、とりあえずはロータリーに停まっているリムジンの横にカローラを停めました。車は、自分で駐車場に入れるのではなく、絵に描いたような爽やかなお兄さんにカローラのキーをさらりと渡し、あとはお兄さんがPまで移動させる方式です。(何と言う方式か判らないが、映画の中でのワンシーンでしか知りません。当然、車で出掛ける時も、フロントで車の用意をお願いすると、何時の間にやら超長〜いリムジンの横にカローラを横付けしてくれます。) チェックインもドキドキ。今までのモーテルとはワケが違います。ポーターさんに小汚いスーツケースを持っていただいたり、部屋の装備の使い方を丁寧に教わったり、避難路の説明を受けたり、予め用意していたティップを、慣れたふりをして渡してみたり、、、とりあえず、生意気なジャップと思われないように慌てなよう心掛けていました。 フラミンゴを思わせるピンクとパームツリーのグリーンが印象的なホテル、別名ピンクパレスの外観は、陰鬱な雰囲気を醸し出す「ホテルカリフォルニア」のジャケットからは想像出来ないほど爽やかで、とてもカジュアルです。 (正確には、ジャケット撮影してから、18年程してから総改装し、)ボクたちが泊まったのは総改装した後だったので、全く同じとは言えませんが、外観はほとんど変わっていません。昔、ぼくが一人旅をしてサンセットストリートを西に向かって車を運転していた時に、改装中のホテルを発見しましたが、外壁をすっぽりミドリの生地で覆っていましたが、半営業中でした。) (確か)地下には、建築関係者か、有名宿泊者かのサインがしてある大きな鏡があり、解読しようと思って、ずーっと見つめていましたが、一人も解読出来ませんでした。
このホテル、当時、確か、1泊$300/部屋でした。間違いなく今まで使ったホテルの中で一番部屋が広く、ゴーヂャスなホテルですが、2人で使えばチョー高くもないホテルです。でも有名人が使うのがバンガローです。広い敷地内に点々と作ってある「離れ」なので、人目を気にせず、しかも直接車で乗り入れる事が出来るようです。 宿泊は2泊、その間、ルームサーヴィスを頼んだり、ホテル内の探検に出かけたり、ホテルのグッズを購入したりと、十分満喫させていただきました。 帰国後、ホテルからサンキュウメール(封書でね)が届く事を聞いていたが、何時になっても届かない。? 不安になり宿泊カードの控えを調べてみると、、、 住所を書き違えてました_| ̄|○ 余談ですが、、、「ホテルカリフォルニア」のジャケットの中と背表紙の写真は、ビバリーヒルズホテルではなく、今はアパートとして使われている、Lido Hotel であり、アルバム名の「ホテルカリフォルニア」はメキシコに実在するホテルで、ドン・ヘンリーがこのアルバムの曲を書くために実際に宿泊したそうです。

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