2010/08/19

something new

先週、ZLにチョイ乗りしました。チョイ乗りだけでもZLの魅力を再認識してしまいました。

メーター回りのレイアウトはZL系列が一番好きです。
ヘッドライト上部には、少林寺拳法の修行僧のお灸の痕のようなインジケータライト3個が縦2列で並んでいますが、昼間はほとんど見えません。デザインを優先させた為に多くのモノを犠牲にしています。でも、そのアホらしい潔さがとても気に入ってます。

セル一発でエンジンがかかり、大きな傷も無いのですが、24年前のオートバイの歳相応というところでしょう。
でも、エンジンかけると凄いんです。低くて大きな排気音はバイカーにとってはうっとり♡なんですが、近所にとても気を遣います。出かける時は少し家から離れたところでセルを回し、帰ってくる時も少し離れた所からエンジンを切り、坂道を惰性で下って駐車場に入れます。
乾燥重量230kg+シャフトドライブなので、取り回しは悲劇的。全身トレーニングをしたい人にはZLで押しがけをオススメします。
走り出すと面白いんです。3000回転ぐらいから、エアクリーナーボックスからは、スーパーチャージャーのような吸気音がクォーッと響き、図太いトルクでグイグイ押し出されます。3速ぐらいで引っ張って、アクセルオフにすると、アフターファイヤー!夜はキレイなんです。ニンジャのエンジンと同じなので、100km/hぐらいからの高速の伸びもなかなかです。○○○km/hからVちゃんを振り切った事もあります(モチロンフレームはヨーニングしっぱなしです)。はぁ〜楽しい。

でも、、、、
ブレーキは悲しいほど利きません。ステンメッシュホースにしたときの激変ぶりは目からウロコ状態でした。
街中でバンクさせてもすぐにステップを擦ってしまいます。ステップの裏側にバンクセンサーのようなボルトが付いていますが、擦りすぎるとボルトが削れてしまい、交換が出来なくなってしまいますので、早めの交換が必要です。
悲しいほど燃費が悪いです。(乗り方にもよりますが、、、)街中で6〜7km、高速に乗ると10〜12kmぐらいかな。燃料タンクはデザインを優先させたのか11Lしか入らないので、巡航距離は絶望的。こまめなガス入れが必要なので、マスツーリングでは迷惑のかけっぱなし(涙) ついでに、タンクキャップは蝶番でタンクに繋がれているのですが、振動でビービーウルサイんですよね。まぁカッコいいから許せちゃ一ます。
バッテリーの持ちが悪いです。コレはZLに限った事ではなく、KAWASAKI車のDNAのようです。逆輸入車なので、ライトが点きっ放しなので、セルを回すだけで点灯してしまい、余計に電気の消費量が多くなります。ヘッドライトのキルスイッチは必需です。
ネイキッドの宿命ですが、収納スペースが絶望的に少ないです。カウル付きのオートバイの収納の多さにビックリした事があります。

脈絡もなく◯と×を並べましたが、×を遥かに超える◯が勝っています。でも、ちょっと浮気でもしてみようかなんて色心もついてきたりして、、、♡

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