でも、仕事をしている最中も何件かサンプルの依頼の電話がかかってきます。
ありがたい事ですが、無理して受けても、もし出来なかった事を考えると気軽には受けられません。
メーカーさんの下請けにあたるサンプル屋さんにとっては、展示会前の一時だけの稼ぎ時。まるで季節労働者です。
問屋さんももっと余裕のあるスケジュールをしっかり立てて、サンプル出しをすればいいのに、1ヶ月後の展示会に今からファーストサンプルを依頼してきたりと、、、コレじゃ傑作品(マスターピース)は生まれませんな。
まぁ、「メンズバッグの雄」も同じようなもので、メーカーさん泣かせの仕事っぷりではメーカー上がりの屋号が泣いてますよ。こんなスケジュールじゃ、長年勤めた某社の方がよっぽど真っ当なスケジュールに思えてきました。
サンプル職人が足りないとはよく耳にしますが、今のように一時期だけに仕事が集中した時は、「下手でもいいから誰か作れるヤツはいないか?」などとサンプル職人を探しますが、繁忙期が過ぎればヒマになり、そうなると社員となった職人さんは不本意ながら生産ラインに入ったりしなければなりません。サンプル職人を育てようと、地場産業として、バッグ業界として、色々な活動をしているようですが、根本の問題は、問屋が無理の無いサンプル出しをするスケジュールをしっかり守る事から始まるように思います。
汚い仕事場ですが、リアルです。 |
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