2010/07/14

ビデオ判定

夢の1ヶ月が過ぎました。いやぁ〜色んな事がありました。予想外な日本の善戦や、大御所チームの予選敗退などなど、、。
中でもいちばん気になっているのが、誤審騒動です。まぁ、実際にサッカーをした事がない人達からみれば「あんな明らかなミスジャッジはけしからん!」となるでしょうが、プレー経験のある人なら、「何を今さら、、、」です。
ヨーロッパ予選でのアンリのハンド疑惑、アメリカ戦でのランパートのシュートのゴール疑惑やら、、、、誰もがフェアなジャッジを望むのはわかりますが、サッカーというスポーツのルールが極めてシンプルで、また、ある程度のコートなら大会が開催できるようにと、(確か)一昨年までコートの広さは縦100~110m、横64~75mと極めてゆる〜い規定となっているので、ビデオ判定なんて問題外だと思います。

ビデオ判定を導入しているスポーツで、有名なのはNFLの「チャレンジ」です。前後半3回ずつあるタイムアウトを「チャレンジ」というビデオ判定に置き換えてジャッジに異議を申し立てできます。でも、1つ1つのプレーが短いアメフトだから出来ることで、サッカーではどうなのよ?疑惑なプレーがあった時々に、レフリーの笛以外で止められていたら、モメンタムは一気にしょげてしまいます。(サッカーは意外にモメンタムなスポーツなんですよ。)アーセナル監督のベンゲル氏はビデオ判定の導入を支持していますが、実際に導入となると、どーなのよ?想像できませんな。
FIFAでは、何回かビデオ判定の導入をトライしているようですが、結局は凍結となり、最近では各ゴールエリア近くで、ゴールか否かをジャッジする審判を1人ずつ増やすという手段に移行するようです。しかし、コレも結局は人の目でのジャッジです。

ビデオ判定が導入されたら、、、「神の手ゴール」なんていう伝説もなくなってしまい、寂しいじゃないっすか。

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