2012/08/28

祝う会


お盆前に義理の父が主催した、喜寿と金婚式を祝う会に参加しました。
本来こういうイベントは、子供達が企画、運営するのですが、敢えて、義父の強い要望によりセルフプロデュース。
構想に1年ほどかけ、悩みに悩み、下見する事何件も、、、結局、春にリニュアルオープンしたパレスホテルに一泊し、家族ミーティング、写真撮影、会食、自由行動?、等で、お祝いをする事となりました。
メインイベントは、義父自身の半生を綴った自叙伝「再起」の披露でした。部分部分では、義父、義母の素晴らしさは話しで聞いてはいたものの、波瀾万丈の半生を活字として読むとその重さは全く違った印象となり、義父、義母へのより一層の愛情を感じてしまいました。

それにしても、パレスホテルの素晴らしさ!「現代日本の美を追求したホテル」と義父が絶賛していました。都会にありながら、皇居の隣というロケーションから眺望がとてもよく、木々の緑もとても近くに感じられます。19階にあるクラブラウンジはVIP待遇で、個室まで用意して頂けました。客室内も最新の設備と派手過ぎない演出。西洋寄りになりがちな装飾も、しっかり、現代の「和」を意識する事ができ、リッチな時間を過ごす事ができました。

義父はラグジュアリー指向か?と思われそうですが、いえいえ、福島の農家の出身の苦労人です。それこそ波瀾万丈があり、最後の職場で花を咲かせ、会社から表彰されるにまで上り詰めました。その表彰会は、毎年海外の高級ホテルで催され、そこでラグジュアリーを身につけたようです。仕事を引退した後も、普段は質素に暮らし、年に1度だけ海外でリッチなバカンスを過ごす事を楽しみとしており、子供達にもたまには現実を離れ、ラグジュアリーを体験してほしいと、今回の「祝う会」を企画したそうです。

それにしても、パレスホテルのクラブラウンジはよかった、、。

後日談になりますが、義父が最後まで悩んだという「シャングリ・ラ ホテル」のイタリアンレストランにて、「祝う会」にお招きして頂いたお礼(?)をさせて頂きました。こちらにも満足して頂け、もて成した僕たちも嬉しかったです。(個人的にはパレスホテルの方が良かったなぁ)




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