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2017/06/21

Buell S1 にETC2.0 導入

ETC2.0を Buell S1に取り付けました。
ETC2.0はバイクに必要か?疑問が多く残りますが、2.0だけに助成金が出るというので、さっそく取り付けていただきました。

そもそも3週間ほど前に予約した時には助成金が出ることは告知されていなかったのですが、後日ショップから助成金が出るという連絡があり、ぜひ補助金を活用した方がいいのでは?ということで助成を受けられるよう日程をずらしました。

最初の予約には仕事の帰りに車で寄ったので、後日現車を確認しつつ設置場所を担当者とアレやコレやと話し合う事になりました。センサー等はフロントカウルの中に付けられるのですが、カードケース本体の設置場所に困りました。ネットで検索すると色々出て来るのですが、本当にここに入れてるのかな?という場所ばかりです。その場ではリアカウルの裏側の側面(ヒューズボックス近辺)にマジックテープで貼り付ける案を提案されましたが、落下の危険があるので当日までに自分で場所を決ることにしました。
で、考えついたのが、後方シリンダーとバッテリーの間の空間です。バッテリーを固定るす金属板のハーネスにETC本体を入れるケースを取り付ければ何とか設置できるのではないかと思いました。
で、試作です。ネットでカードケース本体のサイズを調べ、木を削ってダミーを作りケースを試作します。



ケースの背面にはスリーブをつけ、ハーネスを通してケースを固定できるようにしました。
ケース本体の落下防止のために、ホックのついたベルトをつけて完成。



ケース外側のコーデュラナイロンと裏地の間には、緩衝と断熱の願いを込めて3mmのペフを入れました。
どうでしょうか?なかなかイケてると思います。ケースのサイズ、取り付け場所、位置も思った通りです。


ショップの方は「こんなジャストなケースがあったんですね⁈」と驚いていましたが、自作だとお伝えすると輪をかけて驚いてました。
唯一の不安材料はエンジンの熱で不具合が起こらないか?ということです。走っていれば熱がこもる事は少ないと思いますが、渋滞時などは不安が残ります。ならバッテリーの側面に持ってきてはどうか?レギュレーター側の反対側。オイルラインが込み入っているが、何とかなりそうです。


心残りなのは、ケース底部に水抜き穴をつけておけばよかったのですが、大雨の中を走ることはまず無いと思いますので大丈夫でしょう。

2011/03/10

ビルケン×ブライドル

普段はブーツばかり履いているのですが、休日はもっぱらサンダルです。
銀座に行こうが、近場の買い物であろうが、庭掃除であろうが、サンダルはラクチンです。
何がラクチンか?そりゃ、やっぱりスポッと履けてスポッと脱げるお手軽さでしょう。ブーツみたいに毎度紐を縛る手間が要りません。
サンダルは殆どビルケンシュトックです。アウトソールが柔らか過ぎてすぐ減ってしまうのが難点ですが、もう何足も履きつぶしました。(アウトソールを、ごっついビブラムソールに張替えようかと真面目に考えた事がありました、、。)












最近買ったボストン↑は色目も気に入っているのですが、アッパーが凹んでしまい、肝心の履き易さがスポイルされています。履く度に履き口を作ってやらなくてはいけません。これはストレスが溜まります。
こんなフニャ◯◯じゃ男が廃る? よし改良しちゃえ!という事で、色々考えました。
今あるベルトの裏に芯材を貼って、張りを持たせる。芯材はバイリーンか? はたまた鋼か? ベルトを他の素材で作っちゃうのもアリだな、、、、
で、思い付いたのが、コレ、、、泣く子も黙るブライドルレザー(爆!!)











裁断し、コバに染料を差し、コキコキ磨けばはい出来上がり。
厚みは4ミリぐらいかな、ボリュームバッチリ。革の張りで履き口もしっかり出来て、いい男っぷりになりましたヽ(´▽`๑)ノ゙

2011/03/03

下敷き作成

またもや新店用に、マネートレーとカードのサイン用下敷きの依頼が来ました。
前回はマネートレーをアップしたので、今回は下敷きの行程の紹介です。
簡単に考えると、市販のクリップボードを革で包んでしまえば良いのですが、金属部分が気に入らないようです。で、磁石を使って挟む仕様にします。

バッグ用の磁石なので、強力です。カードを挟むと磁気が飛んでしまうリスクをしっかり説明して作製します。
大まかな作りは2つのMDFの芯材(下敷きのベースと磁気を付けた冠せ部分)を革で包み、ステッチを入れるだけです。













でも、革の選択から厚さの調整、溝漉きなど革だけでも色々気を遣わなくてはいけません。
キモは革の厚さでしょう。サインをする面はあまり厚みがあるとペンで用紙を破ってしまいますので薄めに、、、裏側の革は折れ曲がる部分と、磁石の部分だけ薄くし、その他の部分に厚みを残してあげなければ、縫製後の磨きで貧弱になってしまいます。

下準備をしてしまえば、後は貼り付けて縫製、裁断、磨きです。(簡単に書いてしまいましたが、これ等一連の作業も気を遣います、、、結局全部じゃねーか(ーー;) 汗!)

貼り込みが終われば、あとはグルリと縫います。










冠せ部分と本体は上糸の向きを変えるため、1回ミシンを止めて裏返します。










縫い代をスパッと落として、、、










コキコキ磨けば出来上がり。渋革の方が出来上がりも良いですね。