3日がかりで「ラストオブモヒカン」を観終わりました。
久しぶりに観たから、主演以外のキャスディングなどすっかり忘れていて、敵方の「マグワ」をホーク アイの里親と勘違いしていた、、。
ダニエル D ルイス、「存在の耐えられない軽さ」「エバースマイルニュージャージー」 「マイレフトフット」などで、昔から好きな俳優だけど、やっぱり良いなぁ。最近では「ゼアウィルビーブラッド」の鬼気迫る演技にも痺れた。
マデリーン ストー、この頃はきれいだなと思ったら、今でも充分きれいでビックリ。
イギリスとフランスの戦争を白人主観で描かれている映画なので、白人が主人公なのは仕方ないけれど、無理矢理巻き込まれてしまうモヒカン族の背景なども深く描いて欲しかったな。
タイトルにもなっていて、ラストでも「モヒカン族は私が最後の1人、、、。」って言ってたけど、実際はまだモヒカン族は絶えていないんだよね、、。
観ようと思った方は、DVDではなくB-ray版を観ましょう。
で、もう1本。「ラストオブモヒカン」の前に観ていたのが、「5DAYS」
世界中が北京オリンピックに熱狂していた最中に、ロシアがグルジアに軍事介入した時の映画。
冒頭にグルジア人の結婚式があり、その流れでローカルなダンスシーンがあるのですが、思わず「ディア ハンター」の同じようなシーンを思い出してしまいました。永遠に続くかのような幸せの時間から一転爆撃のシーンです。
この映画、テンポよく展開し、グイグイ惹き付けます。時おり差し込まれる美しい自然の風景や、タイムリープス等は、戦争の惨さを引き立てます。
実話がベースとはいえ、脚色されているだろう部分や、キャラ付けされ過ぎじゃない?といった人物もたくさん出てきます。グルジアの大統領が「アンディ ガルシア」ってのはシャレですかね?それと、グルジア大統領が閣僚と喋るときも英語ってのはどうよ?
でも、ドラマ的なストーリーも織り込まれており、全体を通せば嫌な感じは全くなくありません。
エンディングには家族を亡くした難民のインタビューが流れ、とても重い映画だという事を思い知らされます。
それと、制作費に対しての興行収入が、、、、レニー監督 涙目です。
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