2018/11/09

アークテリクス・アロー16 にも裏地をつけました

先日、加水分解の進んだ自分のグレゴリー・デイパックに裏地をつけたので、今度はアークテリクス・アロー16にも裏地をつけました。


アークテリクスのアローは今は22 (リットル) しかありませんが、昔は16 (リットル)もありました。22ではデカイと思う人には16は一回り小さくおススメですが、現在ではすでに廃盤。この16は廃盤前の貴重なカナダ製です。

作業内容はほとんど同じなので、グレゴリーデイパックと代わり映えしませんが、まずは全バラ。その前に各部の写真は忘れずに。
10mm以上深く縫い込まれた地縫いと、太めの糸でキモを押さえたしっかりとした縫製です。バッグのロールスロイスと言われたグレゴリーの縫製には及びませんが、デニール数の高いスリップし易い生地を使っているにもかかわらずスリップが無いのは、縫製の良さが裏打ちされている証拠に思えます。








今回は全てのマチ(1周ぐるり)と前胴ポケット裏側部分に裏地をつけました。裏地は#210ナイロン。
内装背胴側のポケットは外も内部もきれいなのでそのままにします。
あと、アローシリーズには左右に小さなポケットがあり、片側はベルクロ、他方はゴムで開閉できる仕様ですが、ベルクロもゴムももう機能しないほどへたっていたので、取っ払いをしました。ベルクロのオス側にはボロ隠しにテープを縫い付け、ゴム側は内部の平ゴムを取り出しただけです。







当然ですが、出来上がりはバラす前とほとんど変わりません。

まだ使えるものを捨ててしまうのももったいないし、何しろお気に入りのバッグを長く気持ちよく使えるのが嬉しいです。(それなりの手間は掛かりますがね)




0 件のコメント: