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2017/09/12

DYSON DC05 修理

すかれこれ20年近く使っていた DYSON DC05 Lime Hard Floor が逝ってしまいました。
20年近くも使っていたのだから家電としてはとても優秀でしょう。
でも、なんとか直して使いたいので、とりあえず日本の販売元にメールで相談しました→リプレイスパーツがないので修理は不可。その代わり「お得な買い替えサービスと、無料下取りサービスがあります」とのこと。どのぐらい”お得”か聞いてみると、アマゾンの値段とほとんど変わらず、しかも、3機種ぐらいしか選べられない。→ 却下

とりあえず、壊れたDC05を自分で修理する方向を探ってみました。
まずは分解です。ネットで分解方法を検索すると、いくつかヒットしました。

https://www.youtube.com/watch?v=qdwHdHCNjMo

キモはタイヤの外し方と、そのタイヤの裏に隠れたネジをタイヤより先に外すことでしょう。
単純な構造なので、5つのネジを外すとすぐに分解ができちゃいました。
コードリールからモーターに繋がるコネクターが焦げてます。多分モーターが逝っちゃってるようです。
で、モーターを取り外し、写真を撮ります。(これまでの経緯も写真を撮り、配線等をバックアップしておきます)このモーターと同じものを手に入れられればDC05は再起動してくれるでしょう。




イギリスのブランドらしく、モーターを検索すると、イギリスのスペアパーツを扱うサイトが多くヒットします。
http://www.espares.co.uk/search/mo420497pt1574/vacuum-cleaners/motors/dyson/dc05-absolute

いくつかのサイトで得られた情報を整理すると、、、どうやら、DC05にはパナソニックとYDKというメーカーのリプレイス品があり、我が家のモーターはパナ(ソニック)製のようです。しかし、パナの同じ型のモーターも、そのリプレイス品も、すでに供給は終了しているようです。
さあ、どうするか??? manchestervacs.co.uk というサイトに質問してみました。
翌日返ってきた答えは、YDKのモーターに合うようにするコンバージョンハウジングを買うことしか無いようです。このハウジング、なんと紫色しかありません。しかもハウジングだけで約50ポンド(約7,000円)、モーターが33ポンドなので両方買って送料込みで134ポンド(約20,000円!!!)
諦めがつきました。

先日、平日の空いた時間に、家電量販店へ掃除機を見にいきました。
店内はガラガラなので、メーカーの派遣店員さんがべったり付いてきて、アレコレ説明してくれました。
まぁ、最近の商品の機能はスゴイです。充電式でも仕事量はキャニスター式とほぼ同じ、そしてすごく軽い。スティック型でも自立するし、スイッチを入れると、自走し、勝手に前に進む。立てて手を離すと勝手にモーターが止まる。リチウムイオン充電池はカセット式なので、目障りな本体をコンセントの近くに置かなくても大丈夫、、、、等々(ちなみに、シャープの派遣さんでした)
でも、昭和の古い人間なので、機能が多くなると故障も多いんじゃ?と勘ぐってしまいます。事実、おじさんは「耐久年数は5年」と言い放ち、20年近く使った我が家のDC05を「さすが当時のダイソンさん」と褒めてました。

ということで、当分我が家は箒で掃き掃除。まだまだ掃除機選びは続きます、、。

2016/01/09

ノートカバーの修理

ウチの奥さんが20年ほど愛用している革製のノートカバーが極度にくたびれてきたので、直してあげました。
ノートの背に当たる部分は革が削られています。ステッチも上糸が削られ、下糸だけで縫製されている状態です。
至る所に色の剥がれ(ギン面の擦れ)が見られています。



ノートの背の近くに意味不明なハギが1箇所あるので、反対側にもハギを入れ、背の部分を丸ごと新しい革に交換する提案をしましたが、本人はこのままの革がいい。でも、端の削れは見てくれを良くしてほしいとの事。

早速作業開始

  • 修理が必要な箇所の糸を解きます。
  • 全体のギンの削れたところに染料を塗り、良く乾かします。
  • 似たような革を適当な厚さに漉き(端の方は厚くなるよう、断面が楔型になるように漉きます。)、ギン面を上にして裏から接着。
  • 針穴を拾いながら縫製。
  • 全体にミンクオイルを塗りこみ終了。


30分かからない作業でしたが、とても喜んでました。お安い御用です。





年末から仕事が立て続けに入り、2月上旬まで休みなしか?と思いましたが、ポッカリ空く時は必ずあります。
で、映画「バニー・レークは行方不明」と「レイチェルの結婚」を観ました。

バニー・レーク、、、怖いですねー。僕は予備知識を持って観たのでオチは知っていたのですが、見る人を不安にさせるストーリーや撮り方が素晴らしいです。

レイチェル、、、久しぶりにカラーの映画を観たので、オープニングのクレジット(白黒だけど)を観たら不思議な気持ちになりました。観終わって、一体これはどういうことなのか?と色々と考えさせられます。だから観る人を極端に選ぶ映画でしょう。でもこういう映画、大好きです。久しぶりにデブラ・ウィンガーも観れたし、、。

2015/09/20

Beta AR がスリップ! その3

4万500円の見積もりを聞きキャンセルしたので、店舗から修理品を引き取りに行ってきました。
で、自分で直すことに。
スリップしてしまったリップストップナイロンと同じデニールの生地がありましたが、自宅にはこの色しかありませんでしたので妥協します。
修理方法は、今の仕立てと同じで、ウェルター部分はもちろん糸で縫製します。
リップナイロンの部分を全て解いて取っ払いをしようと思いましたが、ファスナー付近は止水テープの重なり具合で、どうにも解きようが無く、暫し対応策を考えます、、、、。
簡単に考え、内縫いで縫えないところは縫わず、解けない部分は叩き縫い。ということにしました。
ウェルダー部分は縫製しますので、裾1周ステッチが見えることになります。こんなところ、防水もクソもないでしょう。
で、ナンダカンダで2時間ほど作業してこんな具合にできました。
衣類などの薄物用のミシンではないので、糸調子が悪く、吊り気味なのはご愛嬌。
修理代4万500円を考えたら、こんな感じで十分でしょう?

スリップ部分はウエストドローコードのスリーブのウェルダー圧着部分です。

ファスナー部分の仕立ては止水テープ等の重なりが複雑です。

ドローコードはハトメからループ状に出し、左右二箇所で調節する仕様です。

ドローコードの両端はこのように本体に縫い付けられています。

構造が複雑なので、解けないところは残します。

袋縫いできるところまで縫い、のこりは叩き縫いします。

先にドローコードを縫わないとアチャーとなりますwww

完成。素人仕事の割にはじゅうぶんでしょう。

2015/09/12

Beta AR がスリップ! その2

先日ネタにしました β AR Jacket を台風の中の水曜日原宿の直営店に持ち込み修理の可否可能ならその見積もりを出していただくよう依頼しました

修理の流れをスタッフに聞いたところ、各ショップから1箇所に集められた修理品は写真を撮り、メールなどでカナダの本社修理部門と打ち合わせするそうです。その場で修理の可否が判断され、可能なものはその場で見積もりが出されます。ちなみに、修理は全て(ジャケット以外はわかりませんが)カナダで行われるので、その送料も見積もりの中に入っています。
また、日本の正規代理店で購入し、カスタマー登録した商品だったら、修理代金の30%は割引きされるシステムがあるそうですが、僕はREIのSALEで買ったので、当然対象外です。

で、僕が受けた見積もりの内容は、、、
修理は可能です。
納期は3ヶ月。
料金 40,500円!(30% offでも28,350円!)
予想はしていましたが、さすがにシビれましたwww
40,500円って僕が買った値段より高いです。当然修理はキャンセルしました。
ジャケットを取りに行き、自分で直しますので、その工程もお知らせします。

それししても明治通りにある arcteryx の直営店左には THE NORTH FACE 右には HAGLOFS というアウトドアブランド激戦区になっていたんですね