2009/03/04

雪のひな祭り

雪が積もる前に早目に帰宅しようと、小田急線下り電車に乗りました。ぼくは茂木さんの訳本をパラパラと読んでいました。九時頃、経堂駅から一人の女性が乗り込み、ぼくの隣の吊り革をつかみました。ぱっと見、 35歳ぐらいか?化粧気はないが、歳相応なシックな服装で、しっかりした強い意志を感じさせる目が印象的でした。
不意に吊り革をつかむ手を見ると、これまた外観からは想像もつかないほど汚れている。染色関係かまたは、陶芸作家さんなのか、、、手のしわに洗っても落ちないような染料が染み込んでいる。爪も、マニキュアなどとは無縁を感じさせる、短く、ずんぐりな爪。
ぼくも、染料つきまくりの、子供のような手で帰る事があるので、興味津々となってしまいました。
勝手な思い込みですが、彼女は仕事も、プライベートでも、とても充実した生活を送っているのでしょう。なんだか、ぱっと見の目だけでそう思えてしまいました。
家に帰ったら、きっとかわいい雛人形が飾ってあるのだと思います。

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