2014/09/12

ふたたび膝について

前十字靭帯の再建手術をしてから1年半も経ちましたが、今だに違和感があり、体重を掛けると痛みが出て、正直リハビリどころでは無い状態です。行きつけの接骨院でも、リハビリでの痛みは仕方なく、「痛みを乗り越えて治して行きましょう!」なんて言われましたが、痛くてリハビリどころでは無いというのが正直な気持ち。ガチのアスリートではないので騙しだまし運動をしながら治して行こうと思ってました。
で、最近、背中が張るので接骨院に行って診ていただくと、左膝を日常的に庇っているうちに、背中の筋肉を偏って使うようになり、背骨が湾曲してきているそうな、、、。
膝が体に悪影響を与えているようです。
とりあえず、背中を1時間かけて治していただいた後に、追加で膝も診ていただき、電気を流してもらいました。
電気を流すことで、負荷を掛けずに筋肉を収縮させ、実際に負荷を掛けた状態と同じように筋肉を強制的に動かすヤツです。10秒電気を流し、10秒休むリズムで10分。電気を流している時はそれなりの(感電しているような)痛さがありますが、自重の負荷が掛かる時の痛さとは全く違い、このぐらいの痛みなら続けられそうです。
電気を流した後、左足で立ち、屈伸をして膝に負荷をかけても、今までのような痛みが出ません。腿に力を入れても膝裏の違和感がかなり少なくなりました。
いやー不思議です。この1年半で筋肉や神経が忘れていた正常な動きを、電気により目覚めさせたのですとの事。今まで微熱を発していた膝が、風呂上がりの今でも、ウソのように平熱な状態です。
早く教えてよぉ~!
今後再び、毎週通う事にしました。

それにしても、一応、スポーツ復帰はしているものの、右に比べて、左モモの筋肉の落ち方がハッキリとわかったのがショックでした。

写真は、、、全く関係ないんですが、車のタイヤの適正空気圧を確認しようとしたら、「ダイムラークライスラー」と言う表示があり、こういう時代もあったのかと耽ってしまいましたの図。

2014/08/23

10年ぶりの再会

ボクがデザイン、縫製し、今は無くなってしまった神戸の1店舗のみで販売していたカバンが、昨日、修理品として戻ってきました。
このカバン、お客様が店頭でサンプルを見て、色と型を選び、前金で受注し、2~3ヶ月後のお渡しというお客様にとってはリスクの高い商品でしたが、意外に細く長く売れました。会社側の都合で終わってしまいましたが、「良い物は高くても売れる」という事を実証してくれた企画だったと思います。
10年も前にご購入されたそうですが、全く形崩れしていません。お客様の使い方が良いと言うのもあるかもしれませんが、内装やハンドルを見るとそれなりにヤツれてきているので、「たまにしか使わない10年」や「車での移動が多い10年」ではないようです。
修理箇所はファスナー交換。本体はホツレも無く、ブッテーロ(革)のツヤがよく出ています。欲を言えばもう少し保革油などでお手入れしてあげれば小キズも目立たなくなるのですが、、、でもこの10年は立派です。

形崩れしていないミソはこのベルト。マチ下まで通してあり、ベルトはハンドル部分のベルト通しで固定されているので、これ以上膨らむ事はありません。ベルトで本体をぐるりと1周させて固定するカバンは伝統的な手法で、イギリスのカバンによく見られますが、本体開閉部までベルトがくると本体の開け閉めに支障が出てきます。それなら開閉部のベルトは取っ払ってしまっえってのがデザインポイントでした。(実用新案出せるかなwww)

で、修理内容のファスナー交換ですが、スライダー交換だけで済んだので(お客様のご意向で、スライダー交換だけで良い様なら、スライダーだけの交換で済ませたいとの事でした)お客さんの財布にも優しい修理となりました。


こういう再会は、デザイナーとしても、実際の縫製者としてもとても嬉しい。
天ファスナーで、カブセも無いシンプルな作りです。
バッグを置かなくても中の物を取り出し易くしました。

最後にベルトを底で繋ぎ合わせます。

殆どのカバンはマチ側から見ると台形に膨れてしまいますが、
10年でこの形状維持は手前ミソながら素晴らしいです。

2014/08/18

法人設立のお知らせ

個人事業主として2年と4ヶ月仕事をしてきましたが、先日の8月6日に合同会社を設立いたしました。
社会人になってからというもの、全く出世欲が無かったにもかかわらず、会社を作ってしまいました。

「合同会社」とは今では作れなくなってしまった「有限会社」とほぼ同じ規定。ちなみに、西友やアップル•ジャパンも合同会社。「代表社員」とは合同会社の代表者(社長)の正式名称で、株式会社の代表取締役にあたります。
社名の「パーシモン」は居を構えた地名の「柿生」からとりました。父に報告すると、柿の木はその固さからゴルフクラブのヘッドに使われている?との事。柔軟な発想でも固い信念を持った会社にするようを頂けました。

会社設立と言っても、ただ書類を提出しただけで、まだホームページも無く、もちろん社員は1人だけ。定款も自分で書き、登記申請も自分で法務局へ行くという、手作り感溢れる会社です。ただのペーパーカンパニーと思われてしまうような会社ですが、少しずつ社会に認められるような会社にしていきたいと思っていますので、長い目で(遠い目で?)見守ってあげてください。



2014/08/16

町田市立国際版画美術館

お盆の合間に「町田市立国際版画美術館」へ版画を観に行ってきました。
都心の美術館はどこに行ってもめっちゃ混んでいるので、穴場な町田です。しかも入場料600円という安さ&車で30分。
メインは1500年代の書物の中によく描かれていた、細かな模様の中に潜んでいる「モンスター」を見つけ出してやろうという企画展「モンスターを探せ」です。はっきり言って、この企画展が目的ではなく、とりあえず行って何かやっていたら観てみようという気持ちでしたが、いやいや、とても楽しめました。
「ケンタウロス」や「ミノタウロス」「グリフォン」等はギリシャ、ローマ神話で有名ですが、このモンスターで何を表現したかったのか?ただヘンテコな物を描き人目を引きたかったのか?何を諷刺したかったのか全くわからないモンスターがたくさん発見できました。
勉強になった事に「グロテスク」と言う言葉。元々の意味は「古代ローマを起源とする異様な人物や動植物等に曲線模様をあしらった美術様式」というそうで、柄だったんですね。今、使われている意味とかけ離れているので、こういうのは知っておいた方がいいっすね。
そして、隣接している芹が谷公園がまた良かった。「虹と水の広場」では大きな噴水等があり、子供が大はしゃぎ。少し歩けば静かな庭園もあり、普通にカブトムシの Boy meets Girl 状態を発見♡ お盆で人が少なかったのかもしれないけれど、かなり気に入りまし
た。



ウチの近所にいるカブトムシより一回りデカかったな

2014/08/10

箱根ツーリング

先週の箱根ツーリングに一緒に行ってくださった方は、ボクがフットサルに行く時に通る道沿いに住んでいるというご近所さんで、よくバイクや車のメンテナンスをしているのを見かけ、ボクが声を掛けたのがきっかけでお知り合いになり、じゃあって事で予定を合わせツーリングとなったワケなんですが、、、こういうふとしたきっかけでお知り合いになれる事って大切だし、嬉しいですよね。
先週のツーリングでも、亀石PAで休んでいると、70歳ぐらいのおじさん3人組がワサワサと僕たちのオートバイに近づいてきて、「このバイク、なんでバネがこんなところについてんだ?」「おっ!こっちはモトグッチじゃねーか!乗りたかったなぁ」、、、ああだ!こうだ!と盛り上がっていました。一見しただけでそれなりの社会的地位のある感じがしますが、みなさんとても気さくな感じです。お話を伺うと3人とも内燃機関の設計のお仕事をしていたらしく、1人は昔、陸王に乗っていた事もあり、自称「カミナリ族の元祖」wwwだそうです。1人の方は80歳になった記念にどうしてもHDに乗りたく、見積もりを出してもらったまではいいが、「母ちゃんに相談したら、絶対ダメって言われちゃってさぁ、、、」とツルツルの頭を掻きつつ、未だにバイクに憧れていらっしゃる。もう1人は自分の事はあまり話さないけれど、仲間二人の話に相づちを打ちつつ、笑いを取る会話の盛り上げ役。国産、外車、バイク、車に限らず、機械に詳しい方達でしたのでとても楽しい時間を過ごせました。3人がしゃべっているだけで、とても楽しそうで、初対面のボクたち二人もグイグイ引き込んでいきます。変なたとえですが、何だか「青春時代」を感じさせる爽やかさを感じました。
その後「今からゴルフに行くんだよ、、、」と車に乗り込み行ってしまいました。今になって思うのですが、あんな元気なおじさん達と一緒に写真を撮っておけば、、、と、とても後悔しています。
写真は朝4時、出発前にパチリ。


2014/07/28

キジバト 今年も巣を作る

東京ドーム、0.0028個分の我が家の庭にはイチョウの木があり、キジバト(ヤマバト)が何度となく巣を作っては逃げ出し、、、を繰り返しをしていました。
キジバトは巣を作ってヒナがかえっても、危険を察知すると育児放棄して逃げてしまうほど臆病な鳥なのだそうですが、最近、また巣を作りだしたようです。
しかも、今回は駐車場のすぐ上、頭から50センチほどのところ。
また直ぐに逃げ出すかな?と思っていたけど、今回はまだ逃げ出しません。
ん〜。8月末に庭木の剪定を予約してあるけど、ずらしてもらおうか?と思っていたら、抱卵は15〜16日、雛は孵化後、約15日で巣立つそうなので大丈夫そう。
もう少ししたらピーピーと雛の声が聞こえるかも?




2014/07/24

ベッカライ 徳多郎

車で、たまプラーザに行く途中、気になる店を発見。
駐車場に行列ができている割に、外から見えるカウンター席はガラガラ、夜7時過ぎには閉店してる。一体何屋だ?と調べると、、、「ベッカライ 徳多郎」というパン屋さん。(ベッカライってドイツ語ね)


皆さん持ち帰りが多いので、店内のカフェスペースは空いてた様子。貴重な揚げパンの無いパン屋さん!しかも天然酵母のパン屋は大好きなのでこの発見は嬉しかった。店内にはオーナーさんの「お便り」みたいなチラシもファイルされており、とても雰囲気があって、読んでいて楽しいし、このカップのイラストも鳥獣戯画風でゆるい。


今回は店内でおやつ的なパンを買い、カフェスペースで頂いてみましたが、甘過ぎず、固くもなく、ナッツの風味が溢れてとても美味しく楽しめました。コーヒーのリフィルが102円(?要確認)だったのも嬉しい。



食パンを買って帰りましたが、コレもまたふわふわで、麦々した香ばしさが味わえました。
いい店を見つけられてとても嬉しい。でも、利用頻度は「カンガルー」にはかなわないと思うな。